オシアジガーベアリング交換

>゜))))彡

2013年04月27日 16:16

最近中深海ジギングやらスロージギングやらで出番の増えたオシアジガーですが、(購入したのが2011年の6月ですからもうじき2年になります)先日ラインの巻き替えをしようとしていたところなんだか回転が重い事に気づき、調べてみるとパーツリストの10番のベアリングが膠着して回転してないことが判明
早速近所の釣具屋さんでベアリングを注文して交換しました。
ちなみにベアリングはこちら

¥1200でした。
ちなみに、こちらは田宮から出ている模型用(何用なのかは不明ですが)のベアリング。

サイズは9x5x3で純正と同じですから使えるはずで、2個で¥420ですから一個¥210
どっちみちSARBとやらでも錆びて回らなくなるのだったらこっちをちょいちょい変えたほうが
安上がりかも!?知れません。

手順ですが、先ずはハンドル固定ナットの回転止めのリテーナーを外し、ハンドル固定ナットを緩めてハンドルを取り外します。

続いてスタードラグを取り外します。(引っ張ったら外れます)

スタードラグを外すとその奥から四角いナットが見えてきますので緩めていくと外れます。
ドラグ、ナット以外にもワッシャーやらスプリングやら色々と入っていますので、取り外した順番に並べておいて、後でわけがわからなくならないよう気をつけます。

特にシマノは電蝕を嫌ってかあちらこちらに銅ワッシャーなどが組み込まれているので、ばらす時に順番がわからなくならないよう注意します。

こんな感じにシャフトだけになったら本体を締め付けているボルト4本を緩めていきます。
このボルトにはロックタイトが塗ってありますので、緩めるときはちょっと力が要ります。ねじの頭をなめてしまわないようボルトにあったドライバーを使用し、本体をしっかりと支えてドライバーをグッと本体側に押し付けて緩めていきます。
4本のねじを取り外すと本体カバーが開きます。

開けた瞬間に何かが飛び出してくるような心配はありませんが、クラッチのところにあるスプリングは傾けたら落ちてきますので、注意しておきます。
ドラグはドライブギアと一体になっていますので、ドラグのOHをしないのであればドライブギヤごと引っ張るとシャフトから外れます。

ドライブギヤを外すとその奥にストッパーギヤが見えてきます。
これはハンドルシャフト部分にあるローラークラッチが万が一滑って逆転しそうになったときに逆転を止めるストッパーです。
ソルティガのスピニングにも入ってる奴ですね。
ストッパーギヤには薄っぺらい板を曲げたもの(ストッパー爪となってます)が挟み込んでいますので、一緒に外すのがやりやすいと思います。
で、ストッパーギヤを外すとようやくドライブギヤ軸を止めているプレートが見えてきます。

2本の小さなボルトを外すとシャフトが外れて問題のベアリングが見えてきました。

さびが出ているようで一部茶色くなっていますね。
このベアリングを新しいのに交換、あとは基本的にはばらした逆に組んでいけばOKです。
ただ、途中気をつけなければいけない事があります。
先ずはドライブギヤに組み込まれているドラグ音だしラチェットってやつ

写真中央の先が曲がった細いワイヤーです。
この曲がったワイヤーの先端を本体カバー側に取り付けられているドラグ音だしピンの穴に入れてあげないとドラグ音が出ません。
そのために本体カバーに覗き窓があります。
XSHIPと書かれたプレートをねじ2本を緩めて外します。

本体カバーを組み付ける際に、この穴から見えている先のとがったプレートに空いている長穴に、先ほどのドライブギヤに取り付いているワイヤーの先端を入れながら組み合わせます。

これでOKです。
あとは部品番号50のインナーチューブの爪が54スタードラグ板の溝に確実にはまっていることに気をつけて、外した逆の順番に組み付けて完成です。
使った工具はこれだけでした。

本格的に全部の部品をばらして洗浄、グリスアップするとなるともっと大変ですが、今回行ったベアリングの交換だけでしたら慣れれば15分程度で終われると思います。


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